院長ブログ



【保存版】
3種の関節注射の選び方:PRP、エクソソーム、幹細胞、何が違うの?

「ヒアルロン酸注射を続けているけれど、なかなか痛みが引かない」 「再生医療に興味があるけれど、注射の種類が多すぎてどれが良いのかわからない」


そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。現在、変形性関節症に対する注射治療は、これまでの「潤滑油(ヒアルロン酸)を補う」ものから、「組織の修復を促す(再生医療)」ものへと劇的に進化しています。


今回は、当院で扱う3つの主要な注射治療の特徴と効果について、専門医の視点からわかりやすく解説します。


1.  PRP療法(多血小板血漿)

「自分の血液の力で、炎症を抑える」



PRPは、ご自身の血液を採血し、遠心分離機にかけて「血小板」を濃縮したものです。血小板には、傷ついた組織を治そうとする「成長因子」が豊富に含まれています。

  • 特徴:  自分の血液のみを使用するため、アレルギー反応のリスクが極めて低く、手軽に受けられます。
  • 効果:  炎症を鎮める力が強く、痛みの緩和に即効性が期待できます。
  • こんな方に:  軽度〜中等度の関節症の方。まずは再生医療を試してみたい方。
  • 2.  iPS細胞由来エクソソーム

    「再生の『司令塔』を届ける、最新のバイオ治療」



    エクソソームとは、細胞同士がメッセージをやり取りするために出す「カプセル」のような物質です。当院では、世界的に注目されているiPS細胞から抽出された、高純度のエクソソームを使用しています。

  • 特徴:  幹細胞そのものは含まず、再生を促す「情報(メッセージ)」だけを抽出したもの。炎症を抑え、組織を修復させるスピードが非常に速いのが特徴です。
  • 効果:  強力な抗炎症作用により、腫れや痛みを劇的に改善します。また、周囲の眠っている細胞を呼び覚まし、修復を加速させます。
  • こんな方に:  早期に痛みを取りたい方。他の治療で効果が不十分だった方。
  • 3.  TOPs幹細胞(脂肪由来幹細胞)

    「壊れた組織を作り直す『再生の種』」



    当院が採用している「TOPs幹細胞」は、ご自身の脂肪から採取した幹細胞の中でも、特に増殖能力や組織への変化能力(分化能)が高い細胞を厳選したものです。

  • 特徴:  炎症を抑えるだけでなく、実際に軟骨や骨の組織を「作り直す」ための材料(種)となります。
  • 効果:  骨髄浮腫(骨の内部の炎症)の改善や、摩耗した軟骨の環境整備など、より根本的な再生を促します。
  • こんな方に:  中等度〜末期の関節症の方。人工関節を回避して「一生自分の足で歩きたい」と願う方。
  • 3つの治療の比較まとめ

    治療法 イメージ 主な役割 重症度への適応
    PRP 修理の応援団 炎症を鎮める 軽度〜中等度
    エクソソーム 最先端の司令塔 炎症を抑え、修復を加速 軽度〜中等度
    TOPs幹細胞 再生の大工さん 組織を作り直す・守る 中等度〜末期

    どの治療が最適かは「症状」と「画像診断」で見極めます

    再生医療は素晴らしい治療ですが、どの注射を選ぶべきかは、症状はもちろん、X線検査だけでなくMRIによる詳細な画像診断が不可欠です。


    例えば、表面の炎症が強ければ「エクソソーム」、骨の内部まで傷んでいれば「TOPs幹細胞」と「Rejoint Surgery(手術)」の組み合わせが最適な場合もあります。


    当院では、患者様一人ひとりの「痛み」の原因を科学的に特定し、最も効果の高いプランを正直にご提案しています。

    次にできること

    まずはあなたの関節の状態を把握することから始めましょう。当院では、遠方の方でも利用できる「LINE無料画像相談」を行っています。お手持ちの画像を撮って送るだけで、私が直接、適応する治療法をアドバイスいたします。


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